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防音・省エネ工事

グラスウールとロックウール

グラスウールとロックウールは、どちらも不燃素材の繊維系の断熱材で、繊維同士が絡み合い微小な空隙を形成しているため、音が吸収されやすい構造で低音から高音まで幅広く吸音します。
目的や部位等によって使い分けていますが、基本的にはコストパフォーマンスが高いグラスウール製品を使用しています。
グラスウールは多孔質で軽い材料のため、音が透過しやすく単体では遮音材には適しませんが、遮音材と組み合わせることで遮音効果が向上します。例えば、石膏ボード張り間仕切り壁の空洞部にグラスウールを充填することでその遮音効果(透過損失)が向上します。遮音材と吸音材をうまく組み合わせることで、軽くても遮音性の高い壁を作ることが可能となります。

防音及び断熱性能を求められる様々な空間やその状況に応じて、最適な工事をご提案させていただきます。

グラスウールの吸音性

GC貼り50mm品の吸音性

GC貼り50mm品の吸音性(残響室法吸音率)
機械室など簡易内装仕上げでよい場合の吸音材には、ボード状のグラスウールの表面にガラスクロスを貼った「 ガラスクロス額縁貼り(GC貼り)」が適します。

天井や壁の表面にスピンドルピンを接着剤で留め付けた後、ガラスクロス額縁貼り(GC貼り)を刺し、ピンの頭をキャップ、ボタンワッシャー等で固定する方法が一般的です。

GC貼りの工程

下地面の乾燥状態、平滑状態を確認し、スピンドルピンを取り付けるための墨出しをします。
 
グラスウールを貼り付けるためのスピンドルピンを墨の位置に合わせて接着します。
ピンの接着剤効果を確認後、ガラスクロス額縁貼りを貼り付けます。端部の加工はカッターナイフで行いガラスクロスを表面に巻き込みグラスウールが露出しないようにし、ボタンワッシャーをはめ込み取り付けます。
貼り付け完了。

アコスターボードEXの吸音性

アコスターボードEXの吸音性(残響室法吸音率)
体育館や多目的ホール、工場、会議室、オフィスなどの吸音・断熱を必要とする場合の内装仕上げには、高密度グラスウールボードの表面に化粧材を貼ったアコスターボードを使用することによって、内装的にも高級感のある室内空間に仕上げることができます。
吸音性・断熱性に加え、不燃性、耐久性にも優れた空間になります。
体育館の吸音内装工事の施工例
大網白里体育館
会議室の吸音内装工事例
横浜国際会議場

吸音パーティションにより部屋の大きさやカタチを自由変えられるので、セミナールームや多目的に会議室に最適です。
室内の残響時間を短くするために壁面に化粧ガラスクロル付きのグラスウールを取り付けています。
屋上防音壁工事の施工例
六本木ミッドタウン
 
オフィス等の屋上は、大型空調機器等の設置場所となることが多く、騒音・振動対策として吸音性に優れたグラスウールによる防音壁工事が有効です。
工場防音工事のGC貼り施工例
 
 
工場内の既存の壁面に吸音性に優れたグラスウール(GC貼り)を貼り付けることで作業、室内の騒音を下げるにとどまらす近隣への騒音レベルを下げます。
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